ビレロイ&ボッホの始まりは、1748年フランスロレーヌ地方に、武具師フランソワ・ボッホが陶器工場を始めたことに端を発します。その後ルクセンブルクに工場を設立し、洋食器の生産規模を拡大していきます。1767年には王家御用達の洋食器メーカーとなるなど、短期間に急成長を遂げていきました。19世紀半ばにはビレロイ家との共同経営が始まり、ドイツに本社を構え現在のビレロイ&ボッホの経営スタイルが確立します。
ビレロイ&ボッホは創業以来2世紀半にわたり、常に時代にあった洋食器を提案し続けています。現在では欧州3大陶磁器メーカーのひとつに数えられ、欧米を中心に数百にのぼる直営店を展開し、世界中に美しい洋食器を送り出しています。
ビレロイ&ボッホの特徴は「日常の暮らしを楽しむ」ための洋食器作り。電子レンジや食器洗浄器などにも気楽に使える、カジュアルスタイルな洋食器も多く発売されています。毎日の料理に必ず使用するような、ヘビーユーザーにとってはとても使いやすい洋食器と言えるでしょう。
ビレロイ&ボッホのなかで「グリーンバスケット」は、早くから日本に上陸し、日本のファンも多いシリーズです。バスケットの網目文様に囲まれた中には、溢れんばかりに飾られた色鮮やかな花や果実。わずかにアイボリーがかった生地とその絵柄からは、カントリーテイスト漂うのどかな風合いが魅力の洋食器です。ディナー皿やカップ&ソーサー、ティーポットなどアイテムの豊富にラインナップされたビレロイ&ボッホの定番パターン。
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